シスコ・ルーターを静音化する
付属の冷却ファンを静音ファンに交換する

付属のファンはけっこううるさい
自宅でルーターを動かしたときにまず驚くのがファンの音ではないでしょうか。
複数台のルーターを使って演習をするときなんか,お祭り状態です(例えが不適切?(爆))。
この「ウォ〜ン…」という音は,筐体内の空気を外に逃がすための冷却ファンの音です。
そこで,シスコ・ルーターの冷却ファンを,静音ファンに交換してみました。

Catalystの静音化は,Catalystを静音化する(報告:viaさん)をご覧下さい。
静音ファンを用意する
Cisco2500とCisco2600を静音化してみます。
この二つは,6cm角のファンを搭載しているので,6cm角ファンを用意します。

静音ファンの種類はいろいろあるのですが,ADDA社の超静音タイプのファン(CFX-60Sを購入してみました。
スペックは以下です。
・回転数:2500rpm
・最大風量:13.2CFM
・ノイズレベル:16.1dB以下
これは私のフィーリングですが,20dB以下ならばわりと静かに感じます。
回転数が1000rpmで10dBくらいの静音ファンもあるにはあるのですが,やはり風量もある程度あった方がいいので,このタイプにしてみました。

こんな箱に入っていました。価格は1281円



箱から取り出すとこんな感じ


箱を開けてファンを取り出す
静音ファンを取り付ける前に,標準で搭載されているファンを取り出します。
以下は,Cisco2500のケースです。
※注意!※ 箱を開けて作業をするときは,必ず電源ケーブルを抜いてください。電源を入れたまま作業をするとピンや配線がショートする危険性があります!


1.Cisco2500の箱を空けます



2.ファンがツメで固定されているので,緩めて取ります



3.ファンはケーブルを通じて基板のピンにつながってい
ます。そのピンを外すとファンが完全に取れます




4.これで搭載されていた標準のファンが取れます。
こんなやつが入っていました


静音ファンを取り付ける
いよいよ静音ファンを取り付けます。
ここで気をつけなければいけないのは,ファンのピンの数です。
現在売られているファンは,3ピン(または4ピン)のタイプが主流です。
ですが,シスコ・ルーターのファンは2ピンのタイプを使っています。
でも実は心配ありません。
3ピンのうちの使わない1ピン(ファン回転数の制御用)を,外して挿入してやれば大丈夫です。


1.ファン用のピンを確認します。Cisco2500は2ピンの
タイプです




2.静音ファンのピンを挿入します。静音ファンは3ピン用ですが,ピンは2個なので,
3個のうちの2個(黒と赤のケーブル)を穴に差し込みます。青いケーブルの穴にはピンが刺さっていない状態です



3.静音ファン本体も取り付けます。これで装着完了です


Cisco2600の場合も同じ
Cisco2600のファンの交換もCisco2500の場合と基本的には同じです。
違うのは,Cisco2600に標準で搭載されているファンは,ネジで止まっているということくらいです。
Cisco2600の場合は以下のような感じです。


1.Cisco2600の箱を開けたころ。Cisco2500より基板が大
きく,チップもぎっしり詰まっていますね



2.Cisco2600のファンはネジで止まっています。そのためネジを緩めるとファンが外れます


3.あとの作業は,Cisco2500のときと同じです。以下の写真
は,.Cisco2600の標準搭載ファン。Cisco2500と同じく6cm角
の2ピンのタイプのファンが使われています











あくまでも自己責任で
ファンの交換前後で音を聞き比べてみると,交換後は音が静かになったことが実感できると思います。
ただ,ファンの静音化は改造行為になりますので,
あくまでも自己責任で行ってください

●静音化しない方がいいケース
ファンを静かにするということは,ファンの回転数を落とということにもなります。
そのため,ルーターが熱のこもる状態で置いていたり,ルーターを常に動かして負荷のかかる使い方をしている場合は,ルーターが熱暴走を起こしてしまいます。
この場合は,静音化より冷却を優先させた方がいいでしょう。

●ゴム足を使うと効果アップ
Cisco2500とCisco2600の場合は,ファンの排気口が筐体の下にあるので,空気は下から逃げます。
そのため,ルーターを重ねている場合などは,筐体にゴム足などを付けることで,空気の通り道を作ってやるといいでしょう。