Cisco7200/3600シミュレータ 〜便利なテクニック〜
コンフィグの読み込み・保存をする(cnfgオプション,save/pushコマンド)

起動時にコンフィグ・ファイルを読み込ませる
仮想ルーター起動時にコンフィグを読み込ませることができます。

やり方は,実際のルーターにコンフィグを読み込ませるときと同じで,コンフィグ用のファイルを用意しておきます。
以下は,r1-configというコンフィグ・ファイルを用意した例です。



コンフィグ・ファイルは,show running-configやshow startup-configの表示をテキストに落としたものです。
なので,テキスト・エディタで開くと,内容を見ることが出来ます。



次が,実際のルーターと違うところです。
Dynagenの設定ファイルである.netファイルに「cnfg = コンフィグ・ファイルが置いてあるパス」とに入力しておきます。



この状態で,この.netファイルを実行します。
すると,コンフィグが読み込まれた状態で仮想ルーターが起動します。



ちなみに,Dynamipsでは,ルーターの設定を保存しておくNVRAMを1個のファイルとして扱っています。
以下は,「R1」という名前のCisco7200のNVRAMが「c7200_R1_nvram」というファイルとして保存している例です。
このc7200_R1_nvramに,R1のstartup-configが書き込まれるわけです。
次回,R1を起動した時は,このc7200_R1_nvramに書かれているコンフィグが読み込まれます。
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Dynagen設定用の「.netファイル」にルーターのコンフィグを保存することもできる
仮想ルーターのコンフィグは,Dynagenの設定ファイルである.netファイルに書き込むこともできます。
間違ってstartup-configをeraseしてしまったり,NVRAMファイル自体を捨ててしまった場合でも,.netファイルが残っていればコンフィグを復元できます。

.netファイルへのコンフィグの保存は,Dynagenのコンソールでsaveコマンドを使います。
Dynagenのコンソールから「save /all」と入力すると,すべての仮想ルーターのコンフィグが.netファイルに書き込まれます。



saveコマンドを実行した後に.netファイルを見てみると,「configuration = 」に続いて,コンフィグが暗号化された状態で保存されているのがわかります。



コンフィグが書き込まれた.netファイルを実行すると,コンフィグが存在していることを検知して,このコンフィグを読み込むかどうかを聞いてきます。
「y」と入力すると,コンフィグが読み込まれた状態で仮想ルーターを起動します。


仮想ルーター起動時に「N」を押したときでも,pushコマンドを使えばいつでもコンフィグを読み込むことができます。
(ただし,NVRAMファイルを消してしまった状態の場合は,一度シミュレータを起動してNVRAMファイルを作ってからpushコマンドを実行する必要があるようです。)